播州秋祭り~2021 浜の宮・天神屋台編

いよいよ令和3年の祭り月が到来し、心躍る季節となりました。

 

とは言うものの、昨年に続き世はコロナ禍という事もあり、今年も各地の祭りは縮小斎行となりますが、愚痴っていても仕方がありませんので、楽しめる範囲で楽しんでやろう!とばかりに出掛けてきました。

 

まずは10月9日の土曜日、朝の9時半。

浜の宮天満宮(鎮座位置:兵庫県姫路市飾磨区須加)の氏子地区である、天神屋台の町練りを訪問。

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天神屋台の町練り風景1

爽やかな秋晴れのもと、威勢よく練り出された天神屋台が町内を練り歩きます。

 

 

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天神屋台の町練り風景2

コロナ禍という事で練り子の皆さんはマスク着用での声出しを頑張っておられました。

 

 

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天神屋台の町練り風景3

見物人も非常に多く、地元の方々はもちろん他所から見物に来た人々もこの日を待ちわびていた事が伺えました。

 

 

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天神屋台の町練り風景4

屋台が通るのがやっとの狭い道路を練り歩いていきます。

 

この屋台は2018年(平成30年)に新調。

同年9月16日に入魂式が行われ、コロナ禍によって延期されていた完成式が今年2021年の3月28日に執り行われました。

 

浜の宮天満宮の秋祭りは、通常であれば毎年10月8日・9日の両日に盛大に斎行されます。

この祭りの最大の見どころは、この重量のある屋台の台場に入った24人が「サイテバーチョーサ!」の掛け声と共に一気に高々と差し上げる「台場差し」が有名で、姫路市重要無形民俗文化財にも指定されています。

【ツイキャスゲームズ】配信サムネイル画像のサイズと注意点

 

 

今回はツイキャスゲームズでゲーム配信をする時に設定できる「配信サムネイル」についてのお話です。

・配信サムネイルとは?

ツイキャスゲームズで通常配信を行う際、「配信を開始する」のボタンをタップすると、3秒間のカウントダウンが始まり配信が開始されますが、さらに開始後10秒間にスマホ画面に映っているものが「サムネイル」として自動設定されます。

 

一方で自分で作成したオリジナルの画像などを「サムネイル」としてあらかじめ設定しておく事も可能で、それを「配信サムネイル」と呼んでいます。

 

配信サムネイルを設定しておくメリットとしては、開始後10秒間にスマホ画面に映っている内容に左右されず、決まった画像を表示できるため、訪問するリスナーに何のゲーム配信であるのかが伝えやすいということです。

 

・配信サムネイルのサイズについて

配信サムネイルを作る際に最も困るのが、「どんなサイズで作ればいいの?」という点だと思います。

このサイズについては、ツイキャス公式のQ&Aにも明確な指定がなく、ネット検索でもきちんと解説してあるサイトは少ないのが現状です。(※私が調べた限りでは)

 

そこで今回は、スマホからゲーム配信をする場合の「配信サムネイル」を自分で作成する際のサイズと注意点を解説していきたいと思います。

 

 

 

・はじめにすること

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まずは使っているスマホでホーム画面のスクリーンショットを撮影します。

(※特にホーム画面でなくても何でもOK)

次にその撮影したスクショ写真のデータを画像編集ツールで開きます。

私の場合はAdobe PhotoshopCCで開きました。

これがベースとなります。

 

 

 

・実際に表示される配信サムネイルを作る

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続いて「配信サムネイル」を作成します。

サイズは16:9の比率であれば何でも構いません。

私の場合は幅640ピクセル×高さ360ピクセルとしています。

 

 

・作った配信サムネイル画像を配置する

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次に先ほど開いておいたスクリーンショットを適当な色で塗りつぶし、配信サムネイル画像を置きますが、ここで必ず中心に置くようにして下さい。

 

この状態でJPEG保存し、データをスマホに送り、ツイキャスゲームズの設定から「配信サムネイルに設定」すればOKです。

以上の手順を踏まずに、いきなり配信サムネイル画像だけを設定してしまうと、きちんと表示されませんのでご注意!

 

 

 

・さらに応用編

先ほどの手順で作成した配信サムネイル画像ですが、一つだけ問題があります。

それは、ゲーム配信の録画サムネイルがきちんと表示されないという点です。

原因は配信時サムネイルと録画サムネイルでは表示に使う部分が違うという理由から起こります。

 

その対策として、このようにします。

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中心に配置したサムネイルが配信時にタイムラインに表示されるサムネイルで、上部に配置したサムネイルが録画サムネイルとして使われる部分となります。

 

 

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この原理を利用すれば、このように配信サムネイルと録画サムネイルを別々に作成して表示させることも可能です。

 

もちろんこれは配信を録画として残す場合のお話ですので、録画は残さない!という方々はスルーして頂いて構いません。

 

ご参考になれば幸いです。

iPhone11のゴースト問題を軽く検証

 

今回はiPhone11シリーズで顕著に発生するといわれている写真の「ゴースト」について検証してみました。

 

■ゴーストとは?

ゴーストというのは二次反射のことで、強い光源がレンズ内で反射して写真に写り込んでしまう現象のことをいいます。

特に夜間撮影などで、街のネオンや街灯、夕陽などの強い逆光状態の際に発生しやすいのが特徴です。

 

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この写真は日没直前の逆光状態で撮影しましたが、赤い丸の部分にゴーストが出ています。

 

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こちらは「超広角」で先ほどよりも太陽を入れて撮影しましたがゴーストは発生はしませんでした。

 

■結論

一瞬のシャッターチャンスを逃せないようなシーンなどで、構図を作る余裕が無い場合は仕方ありませんが、じっくりと撮影できる場合にはiPhone11を構える角度を変える、撮影の立ち位置を変える等を行えば、発生は抑えられるかと思います。

 

まあ気軽に撮ってSNS等へシェアする程度の使い方なら気にするほどのことではありませんが、作品撮りでは少し不安要素も残るのかな~という印象です。

 

iPhone12ではレンズ周りの改善が行われていることを願います。

iPhone11のカメラ性能を徹底検証

 

■iPhone11を手にして

2019年9月10日に発表された、iPhone11。

私はその9ヶ月後の2020年6月に手にしました。

もうすでに iPhone11 に関するレビュー記事や、その機能に関するものは多数出ていますが、今回の記事では、初めて私が iPhone11 のカメラを本格的に検証した結果を記事に残したいと思います。

 

AppleiPhoneに託す写真画質のこだわり

iPhoneを長くお使いの方はご存知かと思いますが、iPhoneは「6」までアウトカメラの有効画素数が800万画素でした。

その後に登場した「6s」から1200万画素になり、現在最新のiPhone11シリーズでも、1200万画素を踏襲しています。

他のメーカーが、赤ちゃんの小指の爪の大きさにも満たない小さなセンサーに、無理矢理に詰め込んだ2000万画素や、3000万画素の写真画質を競い合う中でも、かたくなに1200万画素以内を堅持してきたAppleの姿勢は、素晴らしいと思います。

 

一般的に、写真の画質=画素数によって左右される。という大きな誤解が当たり前のように定着してきた流れの中で、Appleはその流れに逆行するかのように、旗艦製品である「iPhone」に対して、写真とカメラと画素数いう難しい部分に真摯に向き合ってきた稀な企業であると、私は評価しています。

 

実際にその流れは iPhoneXs から搭載され、11、11proへも受け継がれてきました。

 

■iPhone11のカメラ性能を徹底検証~その1

さて、では実際に、「iPhone11」のカメラ性能はどうなのか?

 

手にした私が、地元の宝である世界文化遺産「姫路城」に赴き、検証してきました。

 

以下に載せる撮影写真は完全なる “撮って出し” です。

 

私が撮影データをPhotoshopで加工や修正は一切しておりません。

 

◆ナイトモードの実力と問題点

 

まず、ナイトモードとは、なんぞや? という方に説明をしますと、陽が沈み夜になるとiPhoneが自動的に明るさを判断して切り替える撮影モードのことです。

 

この「ナイトモード」は、ユーザーが任意で使う、使わないを選択できません。

 

つまり、夜になって暗くなると、自動的に「ナイトモード」へ移行します。

 

このナイトモードというのは、簡単に言えば、夜景を撮影する時に、メインとなる被写体を含めて、とにかく明るく写真に残す!という機能です。

 

 

では実際にどういう写真になるのか、見ていきましょう。

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↑ これは、iPhone11で、「ナイトモード」をON状態で撮影した姫路城です。

 

一見すると、綺麗な写真に見えますが、そもそもお城のライトアップを撮りたいシーンにもかかわらず、関係のない周辺までもが明るく写っています。

 

iPhone11では、夜間に普通に被写体に向けてカメラを向けると、こういう写真しか撮れません。

 

■ナイトモードを一時的にOFFにできる裏技

これは私も現場で使っていてはじめて知ったんですが、日没後に、空が完全に暗くなった時に、シャッターボタンを押す前に、被写体(今回の場合は姫路城の天守閣)の部分を指でタップすると、その時だけ一時的に「ナイトモード」がOFFになるんです。

 

つまり、iPhone11のカメラアプリが、本来であれば自動的な判断で撮影する前に、このシーンの適正露出はここですよ!とユーザーが指で指示することで、ナイトモードが解除されます。

 

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↑ これが、撮影前に天守閣の部分を指でタップして露出をロックした状態で撮影したものです。

 

 

「ナイトモードON」の写真と比べて頂くとわかりやすいと思いますが、皆さんは、どちらが写真らしいと思いますか??

 

と、その前に

「写真」って.....なんだと思いますか?

 

様々な意見があるかとは思いますが、私は「写真」というものは、その被写体に対してカメラマンが眼で見たままの「真実」を焼き付けるという世界であるのだと思うんです。

 

iPhone11の「ナイトモード」は、人工知能によって、こうあってほしい、こう見えていてほしい、という幻想の世界観を無理矢理に演出しているようにしか思えませんでした。

 

■ナイトモードの弱点(人工知能の弱点)

これからお話する部分は、非常にマニアックな領域ですが、大事なことなので書きたいと思います。

 

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↑ この写真は「ナイトモードON」で撮影した姫路城の天守閣を、Photoshopで50%まで拡大した状態です。

 

見て頂くとわかるように、天守閣の部分が「白つぶれ」しています。

 

これは、「ナイトモード」が自動的に露出を判断し、天守閣とその周囲の空や光源から「適正露出」を導き出すために犠牲になった結果です。

 

 

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↑ 対してこちらは、撮影前に天守閣部分を指でタップして「ナイトモード」を一時的にOFFにした状態で撮影した天守閣です。(50%拡大)

 

まったく同じ時間に、まったく同じ位置から撮影した写真ですが、天守閣の窓の微妙なディテールが失われず、正確に写っているのがわかると思います。

 

 

 

■総評、iPhone11のカメラ

そもそも、スマホのカメラに大きなことを期待するのは無理があります。

ニコンキヤノンといった日本のカメラ専門メーカーが世界で席巻する中で、たかだか10年ほどの歴史しか持たないモバイル端末のカメラが、それを凌駕する、もしくは脅かす....なんてことは、ありえない話です。

 

それでも私は、Appleは頑張っていると思います。

 

 

 

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↑ iPhone11で撮影した超広角 (姫路城・三の丸広場)

 

 

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↑ iPhone11で撮影した姫路城と三の丸広場の道路(超広角)

アットティーコム光をレビュー

 

■アットティーコム光にした理由

2019年の11月から契約して使っていた「どんなときもWiFi」が20年2月頃~通信障害を起こして使い物にならず、さすがに我慢の限界と申し込んだのがアットティーコム光でした。

アットティーコム光はNTTの光回線を借りてインターネットを提供するいわゆる「光コラボ」の一種で、(株)TOKAIコミュニケーションズが提供しているサービスです。

 

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アットティーコム公式ホームページ

https://www.t-com.ne.jp/

 

会社としての歴史も意外に古く、これなら安心!と思っていたんですが、ネット上で評価を調べると...

  • 速度が遅い
  • サポートが悪い

とのレビューが多くあり、少々不安だったのですが、良い評価を信じて申し込みました。

 

 

■申し込み~工事日確定までの流れ

私がアットティーコム光に申し込んだのは5月のGW明け。

申し込みから約1週間後にサンキューレターが到着。

新型コロナウイルスの影響なのか、工事日の電話はなかなか来なかったんですが、5月20日頃に電話があり、6月2日で確定。

その数日後に「ご契約内容確認書」の封筒が到着しました。

 

■工事日当日

6月2日の午前中(9時~12時)に訪問という事でしたので待っていると、10時くらいに携帯に電話があり「今から15分後くらいに到着します」とのこと。

本当に15分後に工事のお兄さんが来られ、30分ほどで工事完了。

 

ここで意外な事実が判明!

 

私はてっきりVDSL方式の配線だと思っていたんですが、光回線方式だったんです。

 

ちなみにVDSL方式というのは、電線からマンションの共有部分までは光回線なんですが、共有部分から部屋までは電話回線で引かれる方式のことです。

つまり途中から光ではなくなってしまいますので、速度が落ちます。

 

一方の光回線方式は、部屋まで光回線のまま届きますので、速度の低下が起こりにくいというメリットがあります。

 

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工事完了直後に計測したインターネットの速度です。※午後1時頃

以前に同じ部屋で使っていたSo-net光はVDSL方式だったため、下りは80Mbps程度しか出ませんでしたので、光回線方式がいかに速いかを思い知らされました。

 

ちなみに同じ日の夜(20時頃)の計測結果は以下の通り。

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やはり夜は落ちますが、340Mbps出れば何も困りません。

 

 

■その後の状態

工事日から1週間が経ちましたが、速度低下はまったくなく、非常に快適なインターネットを満喫できています。

ネット上にあった悪い評価というのは、環境によって様々なんだと思いました。

もしこれからアットティーコム光に申し込みをご検討中の方は、事前に「光回線方式」で提供されるか否かを確認したほうが良いでしょう。

 

ではまた次回の記事で!

 

【龍馬記考vol.1】


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2010年(平成22)に放映されたNHK大河ドラマ龍馬伝」をご記憶の方も多いと思います。

龍馬伝」は龍馬と同じ土佐藩出身で、明治維新後に三菱財閥を作った実業家、岩崎弥太郎の視点から龍馬の生涯を描いた作品でした。

 

小学生の頃から日本史が好きだった私ですが、坂本龍馬という歴史上の人物について、より詳しく知ったのは、中学生の頃に読んだ司馬遼太郎氏の「竜馬がゆく」に出会ってからでした。

 

竜馬がゆく」は司馬遼太郎氏の代表作であり、学者や研究家は別にして、一般人がもつ坂本龍馬のイメージはすべてこの作品に描かれた龍馬像であると言っても過言ではないと思います。

 

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今では日本人なら誰もが知っている坂本龍馬ですが、彼の名が広く世間に知られるようになったのは、じつは昭和時代になってからなんです。

幕末に活躍した人物なのになぜ?と思われるでしょうが、坂本龍馬西郷隆盛高杉晋作桂小五郎のように、歴史の表舞台で時代を動かした偉人とは違い、言わば陰の功労者ともいうべき存在だからなんだと思います。

 

この【龍馬記考】では、そんな坂本龍馬の魅力や足跡を、私なりの分析と見解で追ってみたいと思います。